診療のご案内
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外来担当医表

Schedule
 
9:00~12:00
(外来)
Dr.糸原(朋) 院長 院長 第1・3・5週
院長
第2・4週
再生医療
院長 担当医
第5土曜 休診
13:30~16:00
保険外診療
ドルニエ 手術日   ドルニエ   -
16:00~18:30
(水17:00~19:00)
(外来)
院長 Dr.糸原(朋) 院長 院長 院長/
Dr.糸原(朋)
-

休診日:土曜午後、日曜、祝日、第5土曜日

初診受付は、外来終了時間5分前までです。遅れそうな場合は、ご連絡下さい。できるだけ対応させていただきます。
当日の状況によっては、診察受付できない場合があります。

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体外衝撃波疼痛治療装置「ドルニエ Epos Ultra」

Dornier Epos Ultra

当院において、”足底腱膜炎”の最新治療器である整形外科用体外衝撃波疼痛治療装置「ドルニエ Epos Ultra(エイポス ウルトラ)」による治療を開始しました。

体外衝撃波疼痛治療装置は難治性の”足底腱膜炎”に有効な治療機であり、厚生労働省の承認・許可がおりて販売された”新医療機”です。
平成24年1月1日より保険適用となりました。

衝撃波療法とは

衝撃波を患部に照射する整形外科では新しい治療法です。ヨーロッパを中心に普及し、足底腱膜炎など多くの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。欧米ではスポーツ選手を中心に、低侵襲で安全かつ有効な治療法として使用されています。

筋・腱付着部障害に対する衝撃波療法の作用機序は病変部で痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導して無痛覚とすることにあります。また、衝撃波が局所的に血管新生を誘導し組織修復を促すことが分かっています。

治療の特徴

  • 1回の治療時間は約30分です。
  • 麻酔等は不要です。
  • 外来で治療が可能です。
  • 治療後には治療前と同様にすぐに歩行が可能です。
  • 1回で効果が得られない場合は、数週間の期間をおいて複数回治療を行うことも可能です。

疾患

国際整形外科体外衝撃波学会(ISMST)では、下記の疾患が体外衝撃波治療の適応疾患(参考)と認められています。

足 部 足底腱膜炎、アキレス腱炎、アキレス腱付着部炎
膝蓋腱炎
上腕骨外上顆炎
石灰沈着性腱板炎、腱板炎
骨 折 偽関節、疲労骨折
その他 早期の離断性骨軟骨炎

施行に関しては、一度受診していただき適応等説明させていただき後日の予約となります。

体外衝撃波疼痛治療による有害事象について

本治療における有害事象の発生が非常に少ない治療法ですが、本治療により起こりうる有害事象としては、以下のようなものがあります。

  • 治療中および治療後の疼痛
  • 衝撃波照射部位の腫脹
  • 衝撃波照射部位の斑状または点状出血
  • 感覚異常、知覚低下、神経痛、その他の一過性もしくは永続的神経障害
  • 湿疹
  • 腱、腱膜の断裂
  • 衝撃波誤照射による組織損傷
  • 骨の異常増殖

料金

足底筋膜炎(保険適応) 負担3割 15,000円
負担1割 5,000円
(いずれも税別)
その他(テニス肘など) 1回目 15,000円
2回目以降 5,000円
(いずれも税別)

再生医療・脂肪由来培養幹細胞治療

脂肪由来培養幹細胞治療とは、脂肪から幹細胞だけを抽出・培養し、ひざ関節に注入する治療です。

培養幹細胞治療では、採取した脂肪の中の幹細胞だけを培養・増殖させ、それを患部に注入します。採取する脂肪の量はわずか20ml。痩せている方や高齢者の方でも、受けることが可能です。

脂肪幹細胞のメカニズム

脂肪幹細胞を膝に注射してどうして痛みがよくなるのでしょう?

脂肪幹細胞は多能性幹細胞といって、さまざまな種類の細胞に変化する能力があります。たとえ“脂肪由来”でも、脂肪組織だけになるとは限りません。
たとえば関節軟骨や血管になることもできます。また、移植した先の炎症を鎮める作用もあります。

変形性膝関節症の場合は、軟骨や関節包に炎症や変形があるため動かすことで痛みが発生します。痛みのために動かさなくなるので、さらに変形が進行します。
脂肪幹細胞を注射することで炎症が静まり関節を動かしやすくなり、軟骨が楽に滑走します。その動きで軟骨の修復が促されます。

このため幹細胞は、今、世界中で様々な治療への応用が検討されています。整形外科領域では、サッカーやラグビ―のプロ選手など、トップアスリートのけがの治療にも一役買うようになりました。
期待できる治療の一つとなるでしょう。

脂肪幹細胞のメカニズム

料金

カウンセリング料 5,000円(税別)
通常料金 1,500,000円(税別)
(幹細胞採取料/培養保管料含む)
※両ひざは30万円追加
シニア割(60歳以上) 1,100,000円(税別)
(幹細胞採取料/培養保管料含む)
※両ひざは30万円追加
脂肪由来培養幹細胞治療

再生医療・PRP治療

自己多血小板血漿注入療法、PRP(Platelet-Rich Plasma)はスポーツ医学では肘や膝、靭帯損傷などの治癒を高める目的で行われる最新の治療法です。

慢性化してしまった症状(腱鞘炎、足底筋膜炎、アキレス腱鞘炎など)の治療として、近年注目を浴びています。「慢性」化してしまった患部を「急性」の状態に戻すことで自己治癒力を再活性化し、切開しないこの手術方法が高い効果を上げています。

日本では、顔のしわを目立たなくするなど、美容整形分野でのPRP療法の利用がよく知られていますが、アメリカではプロスポーツ選手を中心に、けがの治療に使われ始め、現在では一般の方々に対しての治療法として導入されています。2014年には、ニューヨーク・ヤンキースの田中選手が肘の治療としてPRP療法を行い、有名になりました。

PRP療法は、患者さん自身の血液を「GPSⅢシステム」にて遠心分離してつくられるPRP(多血小板血漿)を用いて行う治療です。

2016年6月現在、再生医療等安全性確保法を遵守した医療機関にて行える治療です。

GPS Ⅲシステム

「GPS Ⅲシステム」で分離されるのは、PRPに加えて白血球も多く含むL-PRP(高白血球多血小板血漿)です。白血球は創傷治癒プロセスに関与しており、組織の治癒に重要な役割を果たしています。また、利用可能な血小板を多く含むL-PRP が毎回安定・一貫して抽出され、分離したL-PRPの濃縮率は遠心分離前の全血中濃度に対して、血小板は約6~9倍、白血球は約3~6倍に増加します。

専用遠心分離機

専用遠心分離機

左)GPS Ⅲスタンダードキット(60ml)<br>右)固定型二重ブイ(特許出願中)

左)GPS Ⅲスタンダードキット(60ml)
右)固定型二重ブイ(特許出願中)がL-PRPの効率的な自動分離を可能にしている

スポーツ障害イメージ

スポーツ障害イメージ

GPS Ⅲスタンダードキット(60ml)

PRP(多血小板血漿)とは、遠心した後の血小板を多く含む血漿層のことです。血小板は止血過程で重要な役割を果たすほか、様々な成長因子を含みます。これらの成長因子にて、生体が本来持つとされる自然な治癒反応を促進するといわれています。PRPに含まれる成長因子とその役割は以下のとおり。

血小板由来成長因子(PDGF)

  • 細胞の複製を刺激
  • 血管形成、上皮形成、肉芽組織形成を促進

形質転換成長因子(TGF)

  • 細胞外マトリックス形成を促進
  • 骨細胞の代謝を調節

血管内皮成長因子(VEGF)

  • 血管形成を促進

線維芽細胞増殖因子(FGF)

  • 内皮細胞および線維芽細胞の増殖を促進
  • 血管形成の刺激

PRP療法の利点

当クリニック内で行うことができる治療ですので、治療時間も比較的短く、約45分~1時間ですべての施行を行うことができます。

これまでの研究では、慢性痛が80~85%緩和したことが報告されています。痛みが完全に無くなったという例もあります。効果は基本的に持続し、再発の心配はありません。個人差はありますが、患部をメスで開く手術の場合、回復までに約6カ月を要するところを、PRP療法の場合だと、約3~4週間目から軽い運動・ストレッチの開始、約6~8週間目には治療前の運動量レベルにまで復帰することが可能です。本人の血液を使うため、アレルギー反応、感染といった副作用もありません。糖尿病や心疾患患者、高齢者など、リスクがある人にとってもPRP療法は朗報です。

治療後に気をつけること

PRP療法は、急性の「炎症を起こす」ことで自然治癒を促すので、「炎症を抑える」抗炎症剤や患部冷却は逆効果です。ステロイド注射などで炎症を抑える従来の慢性痛治療に対する考え方とは、原理が180度違います。

体外衝撃波療法(ショックウェーブ療法)との違いは?

体外衛撃波療法は、尿管結石を破砕するために使用される「体外衛撃波結石破砕装置」を整形外科治療として応用したものです。原理はPRP療法と同じで、衝撃波を当てることで、故意的に患部に炎症を起こさせ、体が本来持つ治癒力で慢性の痛みを改善します。

費用について

1回 100,000円 (税別) 国内で初めて臨床使用可能な※1クラスⅢ医療機器として製造販売承認された「GPS Ⅲシステム」を当院は使用し、安全性を優先しております。

※1
日本における医療機器は、国際医療機器名称を積極的に取り入れた日本医療機器名称JMDN (Japan Medical Device Nomenclature) が示されており、全ての医療機器はいずれかのJMDNに該当します。このJMDNの制定にあわせて、「一般医療機器」、「管理医療機器」、「高度管理医療機器」に対応した医療機器のクラス分類(クラスⅠ~Ⅳ)が厚生労働省から通知で示されています。
クラスⅢは「高度管理医療機器」と呼ばれ、クラスⅢは不具合が生じた場合のリスクが比較的高いものとされます。

PRP治療は公的保険の対象ではありませんので、当クリニック所定の施術料となります。
※施術後、患者様の個人的な事情、及び金銭等に関する問題に関しましては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

再生医療・PRP(PFC)FD治療

自己修復機能を一時的に活性化させる作用があるPRP(PFC)FDは、長く続く関節の痛みに効果があります。

慢性化した痛みも改善する血液療法

PRP(PFC)FDとはPRP(多血小板血漿)を活性化と濃縮したものをフリーズドライ化したものです。血小板は血管が損傷したとき損傷した場所に集まって止血をする働きがあります。その際、多量の成長因子を放出します。

この成長因子には組織修復のプロセスを開始する働きがあります。血小板の放出する成長因子を使って、治りにくい組織の修復を促したり、早く組織修復を促す方法がPRP(PFC)FD療法になります。

PRP(PFC)FD注射のメカニズム

成長因子の様々な働きが肩やひざの痛みを改善

成長因子とは、細胞分裂を活性化するタンパク質の総称。なかでも傷の修復を担う血小板由来の成長因子には、一次的な自己修復機能の向上、組織の修復に働く細胞の呼び寄せ、骨や血管の新生に必要なコラーゲンの産生といった作用があります。

PRP(PFC)FD注射はこの血小板由来の成長因子を大量に患部へ送り込むことができるため、傷の修復や組織の再生といった根本からの痛み改善が可能なのです。

組織の修復になぜコラーゲンは必要?

コラーゲンはタンパク質の一種で、体内すべてのタンパク質のうち約30%もの割合を占めています。具体的には皮膚や血管、骨や軟骨などの形成に必要で、なかでも肩やひざ関節を構成する骨は50%以上、靭帯は90%以上がコラーゲンから成ります。食事やサプリなどコラーゲンを口から摂取した場合、どのような作用が得られるかは科学的な証明がありません。一方で、コラーゲンの生成作用を持つ成長因子を直接患部に注入するPRP(PFC)FD注射では、コラーゲンの増加が確認されています。

この治療法は、血液からPRP(PFC)FDの精製を細胞加工センターで行います。そのため、治療を受けられる方は診察後に採血を行い、約2週間後に治療日(注入日)をご予約いただきます。

料金

1部位ワンショット 150,000円(税別)
ダブルショット 280,000円(税別)
トリプルショット 400,000円(税別)
定期プラン(8回分) 1,000,000円(税別)

姿勢測定

Posture Analyser

姿勢のひずみを明らかにします。

当院では、姿勢測定器PA200を導入しています。
数値化されたデータから分析を行い、体重分布と身体アラインメントのバランスが保たれているかを簡単な操作で判断・評価できます。
分析結果は、姿勢を改善のためのとても有効な情報となります。 また、測定履歴をデータベースで管理することで、姿勢が改善していく過程を履歴として表示できます。

姿勢測定器PA200について詳しくはこちら

姿勢測定器PA200商品紹介ページへ

料金

PA200 姿勢測定 3,000円(税別)

オーダーメイドインソール

Made To Order Insole

足は身体全体を支える土台です。

当院では、あなたの足に合ったインソールをオーダーメイドで制作しています。
足や膝、股関節、腰の痛みなどの障害予防と疲労感を軽減させる効果やさまざまなスポーツでのパフォーマンスの向上にも繋がります。
足の痛みで悩んでいる方は、是非一度ご相談ください。

オーダーメイドインソールについて詳しくはこちら

オーダーメイドインソール商品紹介ページへ

料金

インソール代のみ 8,500円(税別)